【働き方改革】自分が優秀だと思うなら本業より副業を頑張るべき
私が勤める会社でも今盛んに議論されています。
無駄な会議、資料をなくし効率を上げ、人を減らし、新事業にリソースを投入、
将来の武器となるイノベーションを起こす。
生き残るための最適戦略としては理解できますが本当に上手くいくのでしょうか。
記事にもある通り経営者と被雇用者は利益相反する関係にあります。
経営者:支払い給与を最小にして最大のアウトプットを出させる
被雇用者:労働力を最小にして最大の給与を手に入れる
お互いの最適戦略が間逆なので話し合っても心の底では分かりあえません。
結果としてこれまでバランスしていた点を少し経営者側に寄せることになるでしょう。
一方でイノベーションというのは一朝一夕に手に入るものではありません。
あのイーロン・マスクでさえ紆余曲折の人生を経て今のポジションがあります。
99%の努力と1%のひらめきというエジソンの言葉から分かる通り
1%のひらめきは他の99%の可能性を地道な努力で潰した先にあると思います。
目先の組織・制度改革でやった気になることだけは避けたいものです。
欧米の自由な働き方と大和魂は経営者側にとって親和性が良く、
被雇用者にとっては危険なものであるのは間違いありません。
新入社員の頃に尊敬する上司に
「どんなに理不尽なことがあっても最後は金のためと思えばなんとかなる」
と言われました。被雇用者はあくまで被雇用者です。
会社と心中するようなメンタリティだけは部下にも絶対に育ててはいけません。
それは経営者にとって都合の良いもので、被雇用者にとっては劇薬です。
できる社員には仕事が集まります。
もし自分がそうだと思うならぜひ本業より副業に力を入れてください。
上手く行かなくなったときのバックアップは仕事の基本です。
会社から得たスキルは会社のためだけでなく自分のために使うべきです。