【鈴鹿PA】蛮勇とは何かを見せつけられて
混雑する食堂。
子供達を4人席に座らせ食券を買いに。
番号がディスプレイに呼び出されるのだけど遅い。
番号を読み上げる音も騒々しくて聞こえない。
みんなが待たされていてイライラ感が充満している。
店もほぼワンオペ?邪気の漂う中で待っていると後ろで小競り合いが始まった。
4人席をペットボトルとハンカチで取っていた家族が
若い兄ちゃんに席を取られた様子。分が悪いのは兄ちゃんだけど
夫婦「置いてたら分かるやろ」 VS 兄ちゃん「こんなんで分かるか」無限ループ。
どっちも引かない。どんどん広がる険悪ムード。
ついに回りの人が見るに見かねてその家族に席を譲ることに。
婦人「ほんまお前最低やな」の捨て台詞で終了。
その後何も知らない兄ちゃんのフィアンセが来て、
自尊心に傷を負った兄ちゃんはずーっとブータレてました。
関西人コワと思うと同時に、昔の自分だったら家族を味方して
一言口を挟んでしまいそうな展開でしたが、自分に家族がいたから沈黙しました。
そうやってワケの分からん輩と真っ向勝負することこそ
「蛮勇」だと思うようになったから。
ゲームと違ってリセットも蘇生もできないので、正義感だけで動けばうっかり死ぬ。
その気の弱い兄ちゃんが護身用にナイフを忍ばせていれば
全く違った展開になったかもしれません。
世の中には道理・理屈が通らない輩がたくさんいます。
場当たり次第モメていたのではいくつ命があっても足りません。
国際レースを支えるPAとはとても思えないショボさでした。