チェロ弾き大家の日記

サラリーマン生活、育児、不動産投資について語ります

【書評】「何のため」を常に見失わないこと

現代にも通ずる大和魂の負の側面をこれでもかと見せつけられる本です。 

目的は敵を倒すことだったはずなのに、なぜが玉砕そのものが目的化していく。 

状況が悪化すればするほど冷静に考えれば分かることが分からなくなる。

 

私も社会人として10年以上になりますが、このような光景を度々目にしてきました。

お客様のためと称したルールを作り、そのルールを守ることに躍起なり

ついにはお客様が視界から消えてしまう。。。

 

経済戦争における会社は軍隊そのもの、

イカれた上官に付くだけで犬死にしかねません。

 

そのような中で自分を守れるのは自分だけ。

上官に自分の思考を預けないこと、ヤバくなったら自分だけ逃げること。

常に「何のために」という視点を常に忘れないようにしたいです。