【不動産投資】ワンルームは初心者向け?
会社で仕事をしているとたまにワンルームのセールス電話がかかってきます。
電話番号の下の桁を順送りで掛け続けるその忍耐力には感心します。
金融リテラシーはないけど与信のあるサラリーマンが
1000人に1人ぐらい引っかかれば御の字なのでしょう。
リスクが怖いならまずワンルーム、次に1棟というのはよく聞きます。
ワンルームは初心者向け、1棟は中上級者向けって訳です。
果たしてそうなのでしょうか。
ワンルームの欠点は資産価値がどんどん下がることです。
土地の持ち分が非常に低く、償却される建物に大きな比重がかかっています。
1000万の1DK 利回り10%
維持管理費ー2% 20年融資-5% 金利ー2%
手残り1%=年10万、、、
利回り10%でも少しでも家賃を取りはぐれればマイナスです。
返済融資に土地が含まれていれば最終的に資産が残るのですが、
区分では20年苦労しても何も残らない可能性があります。
よくオイシイ話なら自分でやれと言いますが、まさにその通りです。
彼らはあなたが大金注ぎ込んでヤバイ物件を買うことがオイシイのです。
ワンルームは買うのが簡単という意味では初心者向けですが
投資として成立させるのは土地付き一棟より難しいと思います。
相当の利回りが保証されなければ手を出した瞬間に負けです。